消防法に定められる危険物第2類試験方法の「小ガス炎着火試験」により、固体の物品の火炎による着火性を判断します。
※点火してから炎を離した後、10秒経過するまでの間に試料の全てが燃焼し尽くした場合、及び炎を離した後10秒以上継続して燃焼した場合、燃焼を継続したものとします。
この試験のうち、一度でも着火し、かつ炎を離した後も有炎燃焼、または無煙燃焼を続けた試料のうち、3秒以内に着火したものを易着火性(第1種可燃性固体)、3秒を超え10秒以内に着火したものを着火性(第2種可燃性固体)とし、これらを危険物とします。
不着火の場合、または燃焼を継続しなかった場合は、危険性なしとします。
着火状態 | 評価 | 分類 |
---|---|---|
3秒以内で着火 | 易着火性 | 第1種可燃性個体 |
10秒以内で着火 | 着火性 | 第2種可燃性個体 |
10秒を超えて着火、または燃焼を継続しない | 着火性無し | 可燃性なし |