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小ガス炎着火試験

目的

消防法に定められる危険物第2類試験方法の「小ガス炎着火試験」により、固体の物品の火炎による着火性を判断します。

装置

  • 無機質断熱板
  • 簡易着火器具
  • ストップウォッチ

装置概要

小ガス炎着火試験装置の概要図

測定方法

  1. 上図のように、10秒間試料に炎を接触させます。
  2. 試料が着火するまでの時間を測定し、燃焼を継続(※)するか否かを観察します。
  3. 燃焼を継続しない場合には、この操作を10回繰り返します。

※点火してから炎を離した後、10秒経過するまでの間に試料の全てが燃焼し尽くした場合、及び炎を離した後10秒以上継続して燃焼した場合、燃焼を継続したものとします。

測定フロー

小ガス炎着火試験の測定フロー図

判定方法

この試験のうち、一度でも着火し、かつ炎を離した後も有炎燃焼、または無煙燃焼を続けた試料のうち、3秒以内に着火したものを易着火性(第1種可燃性固体)、3秒を超え10秒以内に着火したものを着火性(第2種可燃性固体)とし、これらを危険物とします。
不着火の場合、または燃焼を継続しなかった場合は、危険性なしとします。

着火状態 評価 分類
3秒以内で着火 易着火性 第1種可燃性個体
10秒以内で着火 着火性 第2種可燃性個体
10秒を超えて着火、または燃焼を継続しない 着火性無し 可燃性なし