粉塵爆発(粉じん爆発)の試験・調査はお任せください

SERVICE 環境衛生研究所の営業品目

ホーム > サービス > 粉粒体物性測定 > 粒子径分布:ふるい分けによる

粒子径分布:ふるい分けによる

用途

輸送、排出性、飛散性、破砕比較

概要

レーザ回折式とは異なり、ふるいの目によって選別する方法であり、顆粒状であってもほとんど崩さずに評価できる。JIS Z 8801に規定するふるいを用いてふるい分け、それぞれのふるい上に残った試料の質量を計測し、グラフに累積分布を記載して平均粒子径等を求める。
大気中でのふるいわけは粒子径が細かくなると困難で、ふるいの最小目開きは45μm程度である。

測定器

JIS Z 8801基準ふるいを使用したロータップ式自動ふるい器

原理及び理論

ふるいを振動して底に張ってある網から重力を利用してふるい分ける。ふるいの目開きの違ったものを、目開きの小さなものから順に数段重ね合わせて、一定時間一定振幅で振動を与えてふるい分ける。それぞれのふるい上に残った試料を秤量する。