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第三類(自然発火性物質及び禁水性物質)判定試験

「自然発火性試験」と「水との反応性試験」を行い、総合評価により判定します。

自然発火性試験

目的

固体または液体の物品の、空気中での発火の危険性を判断する

試験方法

固体

  • 磁製カップ法
  • 落下法

液体

  • 磁製カップ法
  • 濾紙法

評価

判定条件
ランク11回以上自然発火したもの
ランク21回以上濾紙を焦がしたもの
危険性無自然発火せず、かつ濾紙を焦がさなかったもの

水との反応性試験

目的

固体または液体の物品が水と接触して発火または可燃性ガスを発生する危険性を判断する

試験方法

  • 微量ビーカー法
  • 少量ビーカー法
  • 発生ガス量測定

評価

判定条件
ランク1自然発火が認められたもの
ランク2小炎により着火が認められたもの
ランク3可燃性ガスの発生量が 200 l/kg・hr 以上のもの
危険性無可燃性ガスの発生量が 200 l/kg・hr 未満のもの

総合評価

 水との反応性試験
ランク1ランク2ランク3危険性無
自然発火性試験ランク1
ランク2
危険性無
  • Ⅰ:第1種自然発火性及び禁水性物質(指定数量 10kg)
  • Ⅱ:第2種自然発火性及び禁水性物質(指定数量 50kg)
  • Ⅲ:第3種自然発火性及び禁水性物質(指定数量 300kg)
  • Ⅳ:第三類の危険物には該当せず