体積抵抗率を測定することにより、「粉体の帯電のし易さ」の評価を行います。
(労働安全衛生総合研究所技術指針 静電気安全指針2007 粉体の抵抗率の計算より)
ρ:抵抗率R:抵抗の測定値(Ω)
A:主電極面積(0.000491m2)
d:対向電極との間隔(間隔=10mm=0.01m)
資料1:粉体の体積抵抗率と静電気危険性
(産業安全衛生総合研究所技術指針 静電気安全指針2007より)
導体と不導体は静電気特性が異なり、粉体の場合、体積抵抗率でその範囲を定義します。
体積抵抗率を測定することによって、粉体の帯電量を推定できます。
資料2:導体、不導体の帯電量の管理指標
(産業安全衛生総合研究所技術指針 静電気安全指針2007より)
可燃性物質が下表の最小着火エネルギーを示す場合は、可燃性物質及びそれに
接触する物質の帯電電位を下表の数値に管理する必要があります。