
ホッパー設計、搬送設備設計、ブリッジ対策、ラットホール対策、原料品質管理
定量供給設備の選定、排出条件の最適化、発じんリスク評価、集じん設備の検討
「粉体の流動性指数表」に基づき、流動性を7段階で評価する。
流動性指数は、安息角・圧縮度・スパチュラ角・凝集度(または均一度)の各測定結果を指数化し、合計した値である。
粉体の流動性指数表 (一部抜粋)| 流動性の程度 | 流動性指数 | 架橋防止対策 |
|---|---|---|
| 最も良好 | 90~100 | 不必要 |
| 良好 | 80~89 | 不必要 |
| かなり良好 | 70~79 | 必要な場合がある |
| 普通 | 60~69 | 限界点、架橋あり |
| あまり良くない | 40~59 | 必要 |
| 不良 | 20~39 | 強力な対策が必要 |
| 非常に悪い | 0~19 | 特別な装置と技術が必要 |
「粉体の噴流性指数表」に基づき、噴流性を5段階で評価する。
噴流性指数は、流動性指数・崩壊角・差角・分散度の各測定結果を指数化し、合計した値である。
粉体の噴流性指数表 (一部抜粋)| 噴流性の程度 | 噴流性指数 | 防止対策 |
|---|---|---|
| 非常に強い | 80~100 | 必要 |
| かなり強い | 60~79 | 必要となる |
| 傾向がある | 40~59 | 要求されることがある |
| するかもしれない | 25~39 | 流動の速さや投入の状態によっては必要 |
| なし | 0~24 | 不必要 |
| 発生しやすい問題 | 主な原因 | 対策例 |
|---|---|---|
| 排出不良(ブリッジ・ ラットホール) |
流動性不足、 凝集、圧密、 ホッパー形状不適合 |
ホッパー角度の見直し、排出口径の拡大、 振動機構の追加、エアレーション、粒度調整 |
| 粉体付着 | 吸湿、静電気、凝集 | 湿度管理、除電対策、アース接続、 内面処理 |
| ダマ・凝集 | 微粉の凝集、 水分の影響 |
解砕、ふるい分け、乾燥、 造粒条件の見直し |
| 供給量のばらつき | 排出ムラ、流動性不足 | 粒度分布の調整、振動供給機の導入、 設備条件の見直し |
| 発生しやすい問題 | 主な原因 | 対策例 |
|---|---|---|
| 過剰流出・ 供給量の制御不良 |
噴流性が高い、 流動化しやすい |
ロータリーバルブ、スクリューフィーダー、 定量供給機の導入、排出口径の調整 |
| 飛散・発塵 | 分散度が高い、 微粉を多く含む |
密閉化、局所排気、集じん設備、 落下高さの低減、脱気 |
| 偏析 | 流れすぎによる 粒子分離 |
排出速度の制御、落下高さの低減、 搬送条件の見直し |
| フラッシング | 粉体中への空気混入 | 脱気工程の追加、静置時間の確保、 空気混入の抑制 |